【ドバイ4競走】ドバイワールドカップ2021 注目馬考察 | ヒッキーの競馬予想ブログ【追い切り・外厩】

【ドバイ4競走】ドバイワールドカップ2021 注目馬考察

ドバイワールドカップ2021の出走予定馬、想定騎手、注目馬考察についての記事になります。

G1ドバイゴールデンシャヒーン、G1ドバイターフ、G1ドバイシーマクラシック、G1ドバイワールドカップのそれぞれ見ていきましょう!

☆ドバイゴールデンシャヒーン☆

施行日:2021年3月27日(土)
競馬場:メイダン競馬場
距離 :ダート左回り1,200m

☆出走予定馬・想定騎手☆

ゲート番号 出走馬 騎手
1 グッドエフォート L.デットーリ
2 ヤウポン J.ロザリオ
3 ジャスティン 坂井 瑠星
4 マテラスカイ 戸崎 圭太
5 プレミアスター M.バルザローナ
6 ワイルドマンジャック F.ハラ
7 ジェイランジャーニー L.サエス
8 アルタリク A.デフリース
9 スイッツァランド T.オシェア
11 コパノキッキング W.ビュイック
12 キャンヴァスト P.ドッブス
13 レッドルゼル R.ムーア
14 ゼンデン A.フレス

☆注目馬考察☆

・コパノキッキング

前走サウジアラビアのリヤドダートスプリントでは、道中は後方でレースを進め、直線では大外に出されると、勢いよく伸び、ゴール前で、逃げ粘るマテラスカイをとらえ、勝利しました。

前で競馬をするスピードを生かすか、後ろで溜めて爆発力を生かすか、というタイプの馬ですが、テン乗りのW・ビュイック騎手が後方からの競馬を選択し、見事期待に応えた格好でした。
さすが世界のトップジョッキーというような、見事な騎乗だったといえます。

さて、今回もW.ビュイック騎手が鞍上で挑む一戦となります。
アメリカの馬が有利なレースではありますが、正直、例年ほど強い馬はいません。

もちろん、コロナの影響もあって、強い馬を送り込んできていないというのもありますが、そういう状況ならば、サウジアラビアの激走の再現があってもおかしくないと思います。

この馬も元はと言えば、スプリングアットラスト産駒のアメリカ産馬ですし、やはり、日本とは質の異なる海外ダートならば、アメリカ産馬に有利な傾向にあります。
前走は新設重賞扱いではありましたが、ドバイの地で「コパ」の名前が轟いても、不思議ではないと言えるでしょう。

・マテラスカイ

前走サウジアラビアのリヤドダートスプリントでは、最内枠からすんなりハナを奪ってレースを引っ張り、直線も手ごたえ良く粘りましたが、ゴール前でコパノキッキングに差され、2着でした。

前走は昨年2着の舞台で、昨年はアメリカの馬に惜敗でしたが、今年は日本のコパノキッキングに敗れ、またしても2着でした。
ただ、改めて、海外ダートですんなり競馬をさせたときの強さを見せつけたとも言えるでしょう。

さて今回は、2019年の2着だった舞台です。
おそらく、コロナがなければ、昨年も出走していたことでしょう。

間違いなく適性はこの馬に向いており、スムーズに先行できるようであれば、ハイペースでもチャンスがあると思います。
とにかく、スピード能力と持続力が高い馬なので、先行できるかだけが勝負のカギになりそうです。

他陣営もおそらくマークはしているでしょうが、そのスピードをいかんなく発揮してほしいものです。

・ヤウポン

前走キーンランドのG1ブリーダーズカップスプリントでは、道中は外目3番手を追走しましたが、4コーナーで手ごたえが怪しく、直線は不利もあり、伸びずに8着でした。

BCスプリントで先手をとることのできるスピードはあると思うのですが、4コーナーで馬群に沈みかけるくらい、手ごたえが悪かったです。
直線は内と外の馬に挟まれる不利があったとはいえ、それがなくても上位進出は厳しかったと思います。

4連勝で挑んだ世界最高峰の舞台でしたが、重賞2連勝中ということもあって、現地の人気も高かったようです。
ただ、前走が初G1挑戦ということを踏まえれば、最後まで粘りの走りをしていましたし、悪くなかったと思います。

今回は明け4歳となり、休み明けとなります。
おそらくいきなりでも走ってくると思いますし、明け4歳ということで、前走からの伸びしろを考えても、今回で巻き返す可能性は十分あります。

57kgは初めての斤量ではありますが、名調教師S・アスムッセンが送るアメリカの馬の意地をどこまで見せつけてくるでしょうか。

・ワイルドマンジャック

前走サンタアニタのG3パロスヴェルデスSでは、道中は2番手追走で逃げ馬をマークし、直線入り口で先頭に立つと、直線は後続とのリードを広げ、2着に4馬身異常さをつけて勝利しました。

元々は芝の短距離を使われていた馬で、G3勝ち馬で、G2も2着があるような馬でした。
ダートは2戦目だったのですが、前走の競馬は、それまでのレースとは見違えるような走りでした。

前走のレースでレーティング113が与えられ、今年のゴールデンシャヒーンでレーティングトップになりました。
確かに、前走内容は素晴らしいもので、文句のつけようのないものでした。

そうはいっても、結局はG3で、斤量も55.5kgと、今回より軽いものでした。
1.08.98のタイムは速いタイムだとは思いますが、そこから斤量を積んだ時に、同じ競馬ができるかといわれると、少し疑問が残ります。

血統面でも、父はストームキャット系なので、スピードはあると思いますが、全体的にはスピードで固められた血統ではないので、果たして本物かといわれると、そこはどうかと思います。

アメリカでの実績馬なので、確かに強い馬だとは思いますが、レーティング自体はどんぐりの背比べなので、過信は禁物かもしれません。


☆ドバイターフ☆

施行日:2021年3月27日(土)
競馬場:メイダン競馬場
距離 :ダート左回り1,200m

☆出走予定馬・想定騎手☆

ゲート 出走馬 騎手
1 ザインホム A.フレス
2 ランドオブレジェンズ C.スミヨン
3 ファーストコンタクト T.オシェア
4 ロードグリッターズ D.タドホープ
5 ヴァンドギャルド M.バルザローナ
6 アルスハイル W.ビュイック
8 グレンフォース A.デフリース
9 エピックヒーロー P.コスグレイヴ
10 ロードノース L.デットーリ
11 コートハウス D.イーガン
12 エクティラーン J.クローリー
13 フェリックス O.マーフィー

☆注目馬考察☆

・ヴァンドギャルド

前走G3東京新聞杯では、道中は中団前目、馬群の外からレースを進め、直線でも馬群の外から伸びかけましたが、ゴール前で伸び悩み、4着でした。

得意コースのレースではありましたが、昨年も人気を背負って6着に敗れていました。
直線入り口から鞍上の手が動いており、また、毎年冬場の成績が良くないので、季節的にも条件が合わなかったのかもしれません。

さて、そんな敗戦後の国際G1挑戦です。
距離に関しては、条件戦では1800mも使われ、勝利経験もありますが、古馬になってオープン入りしてからは初めての距離です。

G1実績に乏しく、日本でもG2までの馬だったので、それが距離延長で国際舞台というのは、少し微妙な気がします。
ただ、冬の競馬ではなく、明らかに温度が高いであろうドバイの地で行われるのは、この馬にはプラスかもしれません。

鞍上がM・バルザローナ騎手というのも心強いですし、あまりマークされていないと思うので、意外と面白い存在になるかもしれません、

・リーガルリアリティ

前走ニューマーケットのG2ジョエルステークスでは、6頭立ての道中4、5番手を追走し、徐々に前との差を詰めましたが、勝ち馬を差し切れず、2着でした。

一直線のコースで、前走の馬場状態は7段階のうちの5番目、Good to Soft、日本でいうところの重馬場くらいの馬場でした。
レース内容としては、わりと早めから追い出されていたものの、終始ジリっぽい脚で、差し切るまではいかなかったといえます。

昨年途中までは中距離を使われていた馬で、日本で発売のあったG1エクリプスステークスなどに出走したこともある馬なので、知っている人は知っているかもしれません。
これまであまり勝ち切ることの多くない馬だったので、どちらかというと決め手に欠けるタイプといえるでしょう。

ただ、距離が伸びること自体は良さそうで、1800mという距離は良いと思います。
あとは馬場が合うか、スピード競馬になった時にどうなるかでしょう。

自国の地でも勝ち切れないタイプで、レーティングのわりには、というところではありますが、R.ムーア騎手が継続騎乗なのは心強いです。
ムーア騎手の剛腕でどこまで上位に持ってこられるでしょうか。

・ロードグリッターズ

前走メイダンのG1ジェベルハッタでは、道中は最後方でレースを進め、4コーナーで少しポジションを上げると、直線は馬群の外から脚を伸ばし続け、ゴール前で前をとらえきり、勝利しました。

前走は芦毛馬が一頭だけ後方から伸びて、そのまま追い込みが決まるという内容でした。
決して展開に恵まれたわけでもなさそうですが、その流れを差し切るのですから、素晴らしい競馬だったといえます。

イギリス調教馬で、御年8歳のベテランホースですが、今年に入っての3戦はすべてメイダン競馬場でのレースで、上々の結果を残しています。
前走はG1でしたが、G1勝利は2019年のアスコット競馬場で行われたクイーンアンステークス以来となります。

8歳になってなお盛ん、といった感じですが、メイダンの馬場がとにかく合っているタイプなのでしょう。
馬場が合っているということは、その馬の本来の能力も発揮しやすいわけですから、年齢関係なく有力馬といえます。

もちろん、今回が本番なので相手強化にはなりますが、前走同様、後方から差してきても、何の文句も言えない一頭といえるでしょう。

・ロードノース

前走キーンランドのG1ブリーダーズカップターフでは、道中は中団後方寄りでレースを進め、直線は馬群の間から伸びかけましたが、伸びきれず、4着でした。

ゴドルフィンにJ・ゴステン調教師という黄金タッグの、ドバウィ産駒ですが、前走は初めての2400mで、距離が長かった分、伸びかけてジリっぽくなってしまったように見えました。
それまでは1600~2000mを主に使われており、今回は距離短縮で、適距離に戻ってきたと考えて良いでしょう。

さて、今回のドバイターフ出走馬で、この馬がレーティングトップであります。
ただ、このレーティング自体には疑問符が付きます。

昨年のヨークで行われたインターナショナルカップは、勝ち馬がエネイブルやマジカルといった強い牝馬たちを負かし、G1勝利を重ねたガイヤースで、その4馬身1/4差の4着でした。
完敗にもかかわらず、勝ち馬が勝ち馬なだけに、レーティングは124だったそうです。

また、その次走の、アスコットで行われたチャンピオンステークスも、10頭立てでシンガリ負け、勝ち馬アデイブから13馬身半離されながら、レーティングは123でした。

ちなみに、勝利した時のレースのレーティングは112が最高なので、実際はそこまでの馬ではないと思います。

もちろん、地元競馬ということで、ゴドルフィンマジックが起きてもおかしくはなく、鞍上もL.デットーリ騎手ですので、それだけでも強そうには見えます。
ただ、馬だけを考えると、正直微妙なので、安易な食いつきは危険な一頭と取り上げましょう。


☆ドバイシーマクラシック☆

施行日:2021年3月27日(土)
競馬場:メイダン競馬場
距離 :ダート左回り1,200m

☆出走予定馬・想定騎手☆

ゲート 出走馬 騎手
1 モーグル R.ムーア
2 チャンネルメイカー J.ロザリオ
3 バークシャーロッコ J.ワトソン
4 シムシアー A.デフリース
5 ウォルトンストリート W.ビュイック
6 スターサファリ M.バルザローナ
7 ドバイフューチャー L.デットーリ
8 クロノジェネシス 北村 友一
9 ラヴズオンリーユー O.マーフィー
10 ミシュリフ D.イーガン

☆注目馬考察☆

・クロノジェネシス

前走G1有馬記念では、道中は後方からレースを進め、残り1000mあたりで馬群の外から進出し、3コーナーで先団に追いつくと、直線は残り100mあたりで抜け出し、勝利しました。

当時は良馬場ながら、時計のかかるコンディションでしたが、この馬には関係ないというような、力強い直線での走りでした。
道中は後方でリラックスさせ、途中で前に上がって行っての勝利で、まさにグランプリホースの貫禄というような走りでした。

実績からもわかるように、時計のかかる芝は得意としています。
とはいえ、高速馬場がだめかといわれると、2走前、高速馬場だった東京競馬場で行われたG1天皇賞秋で、アーモンドアイからコンマ1差の3着がありますし、問題ないといえます。

馬場の問わないタイプなので、メイダンの芝も問題ないと思います。
国際経験の経験がない北村友一騎手がどう乗るのかの不安はあるところですが、実質レーティングトップの馬ですし、この馬本来の力を引き出す走りができれば、自ずと上位に来ることでしょう。

数多くの日本馬が出走してきましたが、日本馬の勝利は2014年のジェンティルドンナまで遡ります。
そろそろこの舞台での日本馬の優勝を見たいものですし、この馬の走りで、日本国国歌が流れることを期待したいです。

・ミシュリフ

前走サウジアラビアのサウジカップでは、道中は3番手、馬群の真ん中でレースを進め、直線は2番手の馬と2頭で抜け出し、マッチレースとなり、ゴール前で差して、勝利しました。

ダートは2回目で、主戦は芝だった馬が、賞金の高いダートレースを勝利した前走でした。
3番人気と売れていたようで、血統もドバウィの父系ではありましたが、そんな馬が圧勝するのですから、ただ強かったの一言でしょう。

さて、前走でレーティングが高くついたのもあれば、2走前のアスコットのチャンピオンステークス8着でレーディング121だったのもあり、今回のメンバーではレーティング上位です。
2走前のレーティングに関していえば、勝ち馬が強かったから出走していただけでレーティングが高くなっている感は否めず、前走に関してはダートなので、数字比較は微妙です。

ただ、フランスダービー勝ち馬という実績がある馬ですし、レーティング詐欺というほどの弱い馬ではないと思います。

4歳馬ということを考えても、まだ伸びしろがあるでしょうし、イギリスの名門J.ゴステン調教師が送りこんでくるくらいですから、そう弱い馬でもないでしょう。

2410mという距離が気になるところではありますが、流れ次第では勝負になって良いと思います。

・モーグル

前走シャティンのG1香港ヴァーズでは、道中は中団からレースを進め、直線は速めに先行馬を射程にとらえると、残り200mで先頭に立ち、力強い走りで押し切って、勝利しました。

昨年はロンシャンのG1パリ大賞と、前走香港ヴァーズで、G1を2勝しました。
凱旋門賞でもそれなりに人気になりそうな馬で、出走できなかったのは残念でしたが、2400mの距離での強さは確かなものであるということを、昨年証明できたと思います。

また、ヨーロッパの馬は時計がかかってなんぼ、という馬も多いですが、この馬のパリ大賞の勝ちタイムは2.24.76と速いもので、高速決着も問題ないタイプだと思います。
日本の馬場だと話は変わってきますが、メイダンの馬場は洋芝要素が強めで、馬場も合っていると思います。

逆に時計がかかった場合は少し足りなくなる可能性もありますが、よほどの馬場悪化でもない限り、日本馬にとって一番の強敵となる存在といえるでしょう。

・ラヴズオンリーユー

前走G1京都記念では、道中は縦長の展開の中団からレースを進め、4コーナーで隊列が詰まって、先頭との差を詰めると、直線は、粘る先行馬とのたたき合いを制し、勝利しました。

確かに前走は、縦長の流れながら、前に行く馬が有利で、この馬も比較的前目で早めのレースをしたことが、勝因だったとは思います。
ただ、たたき合いになったとはいえ、最後は2着に1馬身1/4をつけており、完勝だったといえるでしょう。

さて、今回は初めての海外遠征となります。
そこまで気性の荒くない馬ではないので、現地の環境にさえ慣れていれば、この馬の力はある程度出せるのではないでしょうか。

左回りも問題ないですし、どの位置からでも競馬ができるのは強みですし、何より鞍上がO・マーフィー騎手というのは心強いです。
海外の舞台で、世界的名手が騎乗するのは、やはりアドバンテージといえます。

実績、レーティングでは格下であることは否めず、出走メンバーを見渡しても、厳しい競馬になるとは思いますが、世界的名手の導きで、どこまで上位に来られるでしょうか。


☆ドバイワールドカップ☆

施行日:2021年3月27日(土)
競馬場:メイダン競馬場
距離 :ダート左回り1,200m

☆出走予定馬・想定騎手☆

ゲート 出走馬 騎手
1 グレイトスコット L.デットーリ
2 ハイポセティカル M.バルザローナ
3 チュウワウィザード 戸崎 圭太
4 タイトルレディ R.ムーア
5 ミリタリーロー A.フレス
6 ミスティックガイド L.サエス
7 キャッペッザーノ R.フレンチ
8 ザグレートコレクション P.コスグレイヴ
9 ヘスースチーム J.ロザリオ
10 スリーピーアイズトッド A.モレノ
11 サルートザソルジャー A.デフリース
12 マニークール W.ビュイック
13 アフステフィスカル V.レアル
14 ギフツオブゴールド C.スミヨン

☆注目馬考察☆

・サルートザソルジャー

前走メイダンのG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3では、内枠から逃げてレースを引っ張り、手応え良く直線を迎え、直線も後続を寄せ付けず、逃げ切って勝利しました。

バーレーン調教馬のドイツ産馬で、イギリスでデビューし、2020年にバーレーンに移籍し、2020年からは、バーレーンから近い、UAEのメイダン競馬場でのみレースをしています。
イギリス時代は重賞未勝利で、当時は主に芝を使われていましたが、移籍後は初めの2戦は芝を使われ、ダート替わりのG3で勝利し、そこからダートを使われています。

前走はすっとハナを奪うことができましたが、このスピードは父がゴーンウエスト系のセポイであり、父方のスピードが生きているといえます。
ダートで前に行ける速さがあるのは何より強みですし、ダートが慣れてきたとなれば、2連勝中なのも頷けます。

このレースの前哨戦を勝利した馬なので、人気はすると思います。
すんなり逃げることができれば、一気に頂点にたどり着くことも可能でしょう。

ゴドルフィンの馬が強敵となりそうですが、果たして逃げきることはできるでしょうか。

・チュウワウィザード

前走サウジアラビアのサウジカップでは、スタートでのめり、道中後方のインを追走し、3コーナー過ぎから気合いをつけられましたが、伸びることはできず、9着でした。

全体的に前につけた馬が有利で、スタートで躓いて後方になった時点で、この馬の競馬は終わっていたといえるでしょう。
日本での競馬も、後方から競馬をするタイプではないですし、仕方がなかったといえます。

鞍上の戸崎圭太騎手のコメントから、「乾いた馬場の調教と走りが違い、雨が降った影響があったかも」とありました。
たしかに、影響はあったかもしれませんが、勝ち馬から20馬身近く離されての敗戦ですから、単純に力負けといってもいいと思います。

このレースは2011年に日本馬のワンツーフィニッシュがありましたが、当時はオールウェザーの馬場でした。
純粋なダートでの最先着は、2001年のトゥザヴィクトリーの2着が最高です。

日本のダートと海外のダートは、日本が砂なのに対して、アメリカをはじめ、海外は土、またはそれに近いものです。

そもそもが違うものであり、ダートスプリントこそ、海外馬での日本馬の活躍があるのですが、いずれもアメリカ産馬で、日本産馬は厳しい成績が続いています。
スプリントではないですが、このレースもやはりアメリカの血が欲しいところで、日本馬のこの馬には厳しいかもしれません。

今年はメンバーレベルがそれほど高くはなく、この馬が出走馬レーティング2位ではありますが、前走から状態が上がっているとはいえ、どこまでやれるでしょうか。

・ヘスースチーム

前走ガルフストリームパークのG1ペガサスワールドカップでは、道中は中団前目を追走し、4コーナーで外に出され、直線追われましたが、勝ち馬をとらえるまでは至らず、2着でした。

アメリカダートの著名なG1レースで好走している馬ではありますが、G1どころか重賞すら未勝利の馬です。
未勝利戦、条件戦、オープン戦での勝利はあるものの、なかなか勝ち切れない馬といえるでしょう。

そもそも、G1で好走したのも、下位人気の時の好走なので、評価がしにくいところではあります。
ただ、勝ち切れないながらも、G1で連続好走できるような馬ですから、力はあるけど人気になりにくいタイプといえるでしょう。

前走ペガサスワールドカップも、以前は世界最高賞金レースとして名を馳せ、その中の勝ち馬にはアロゲートやガンランナーといった名馬も名を連ねました。
近年は近い時期に行われるサウジカップに賞金で上回れてしまい、今年のレースもそうですが、レースレベルが下がったともいわれています。

とはいっても、アメリカのダートG1で好走するような馬です。
メイダンのダートがはまった時は強い競馬をする可能性があります。

今回の鞍上はテン乗りのJ・ロサリオ騎手ですが、以前はアニマルキングダムでこのレースを勝利した経験がある、アメリカ東海岸のトップジョッキーです。
心強いパートナーを背に、どんな競馬を見せてくれるでしょうか。

・ミスティックガイド

前走オークローンパークのG3レイザーバックハンデキャップでは、道中は先行集団の後ろで、外目から徐々に上がり、直線入り口で先頭に立つと、そのまま押し切り、勝利しました。

前走は水の浮く田んぼのような馬場状態で行われ、トップハンデだったのですが、6馬身差をつける圧勝でした。
重賞2勝馬で、まだG1勝利には手が届いていませんが、4歳馬で、まだ7戦しか使われておらず、アメリカの新星と考えて良いでしょう。

父ゴーストザッパー、母父エーピーインディですから、とにかくスピード勝負になれば強いタイプでしょう。
前走の圧勝は血統的にも納得ですが、普通の状態のダートでは圧倒的なパフォーマンスではなく、前走はメンバーレベルもあったと思いますが、とにかく馬場が向いたといえそうです。

ゴドルフィンの持ち馬で、ゴドルフィン関連馬は数多く出走させているうちの、レーティング最上位馬です。
全体通してもレーティング最上位なので、力はあると思います。

ただ、馬場状態に影響しそうなタイプですので、そこまで高速馬場ではない場合に、どんなパフォーマンスになるか、という疑問はあります。
抜けて強い馬ではないと思うので、買いかぶるのはどうか、というところでしょう。


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