朝日杯フューチュリティステークス2018 一週前追い切り
12月16日(日) 阪神芝1600m
朝日杯フューチュリティステークス2018の出走馬の追い切りに関する記事です。
出走予定注目馬
アドマイヤマーズ 追い切り評価:B+
★この馬の追い切り傾向★
レース間隔が空いている時は入念に乗り込まれ、一週前追い切りに時計を出す調教をしています。
中2週で出走した前々走の中京2歳Sでは、一週前追い切りは軽めに追われ、最終追い切りにビッシリやれています。
普段調教では折り合いは付いていますし、仕上がりは毎回良好です。
集中力のある馬でよほどのことがなければ心配はいらないでしょう。
今走時も攻めの調教で好時計を出せていれば押さえておきたい一頭です。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス(1着)
10/31 栗CW良 一杯
82.6 67.5 52.7 38.5 12.3 [7]
一杯に追われたオープン馬のロイヤルパンプの内を0.9秒追走して0.8秒先着しました。
一週前追い切りではM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/6 栗CW良 一杯
84.7 68.5 52.8 38.4 11.4 [9]
一杯に追われたオープン馬のアンコールプリュと併せて、外を0.3秒追走して0.2秒遅れました。
一週前追い切りではM.デムーロ騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
格上の併走馬には遅れましたが、追われてからの伸び脚は鋭く11.4秒の好時計をマーク。
折り合いも付いていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
最終追い切りにも攻めの調教をすると思うので、最終追い切りの動きも要チェックです。
グランアレグリア 追い切り評価:B+
★この馬の追い切り傾向★
藤沢厩舎のため馬なり中心の調教スタイルです。
併せ馬ではラストはしっかり伸びる馬で、終い12秒台の好タイムを出していれば仕上がり良好とみて良さそうです。
攻め動くタイプの馬ではないので全体タイムは早くなく、前走時のように併走馬に遅れを取っていても結果がでているので、調教の動き次第では遅れは心配いらないでしょう。
楽な手応えで追っているかどうかは要チェックですね。
レースごとに力をつけており、馬体も大きくなっているので今後が楽しみな一頭です。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(1着)
9/26 美南W稍 馬なり
71.0 55.0 41.0 12.9 [9]
馬なりに追われた500万クラスのフラットレーの外を1.4秒追走して0.2秒遅れました。
一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/5 美南P良 馬なり
68.9 53.4 39.2 12.8 [9]
馬なりに追われた障害オープン馬のアヴニールマルシェと併せて、外を1.7秒追走同入しました。
普段通り馬なり主体での調教で、今走はポリトラックを使用しています。
一週前追い切りでは鋭い伸び脚で併走馬を圧倒。
しっかり加速ラップを刻んでおり、仕上がりは良好です。
ケイデンスコール 追い切り評価:A
★この馬の追い切り傾向★
プール調教を併走することもありますが、まだ若いので特に心配はいらないです。
一週前追い切りと最終追い切りに併せ馬で実戦を意識した調教をしており、最終追い切りはウッドチップコースでやられる傾向があります。
また、攻めの調教では追われてからの反応は良好で、ラストは12.0秒近い時計を出すことが多いです。
今走時も一杯に追われて、終い11秒台の好時計を出すようなら軽視禁物です。
休養明けがどうかというところですが、粘り強さもある馬で能力はメンバー上位。
仕上がり万全なら押さえておきたい一頭ですね。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(1着)
8/15 栗坂良 馬なり
54.1 38.9 24.9 12.4
馬なりに追われた3歳未勝利馬のダノンカイザーを1.4秒追走同入しました。
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/5 栗CW良 一杯
81.3 65.6 51.3 37.9 11.8 [7]
馬なりに追われた1600万クラスのファッショニスタの内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りではC.デムーロ騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
騎手騎乗ではありましたが、全体タイム81秒台の好時計をマーク。
自己ベストを約4秒更新し、抜群の動きを見せています。
ラストも11.8秒と鋭く、折り合いもスムーズで仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ドゴール 追い切り評価:A
★この馬の追い切り傾向★
馬なり主体の調教で水曜木曜追いはウッドチープコースで追われ、他は普段坂路コースで追われています。
水曜木曜追いでは併せ馬で調整され、遅れることも多いですが、ここで時計を出していれば仕上がりは順調でしょう。
ゲートに不安がある馬ですが、前走のサウジアラビアロイヤルカップでは好成績を残しており、今走も道中落ち着いて走ることができれば可能性十分です。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(2着)
9/27 美南W重 馬なり
54.7 40.5 13.7 [6]
馬なりに追われた新馬のラストクローザーの外を0.4秒先行同入しました。
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/6 美南W稍 馬なり
51.7 37.8 13.2 [5]
一杯に追われた1000万クラスのミュートロギアと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
一週前追い切りでは津村騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
普段通り木曜追いは美南ウッドチップコースで追われ、力強いフットワークで4Fの時計は自己ベストを上回っています。
古馬1000万クラスを煽る動きで馬なり調教でもあっさり同入し、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ニホンピロヘンソン 追い切り評価:B+
★この馬の追い切り傾向★
坂路コース中心の調教で、最終追い切りに騎手騎乗で感覚を確かめています。
新馬戦時は常に強めに追われていましたが、続くもみじステークスでは最終追い切りに軽めの調整をしていました。
坂路コースなので53秒台を出せていれば、この馬なりに好調維持とみて良いでしょう。
ここ2戦は1400mでレースをしていて、距離延長が課題となりますが、コース適性は問題ないです。
G1で相手のレベルも上がりますが、持ち前の先行力を活かすことができれば軽視禁物ですね。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:もみじステークス(1着)
10/3 栗坂良 強め
54.7 39.9 26.3 13.0
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/5 栗坂良 一杯
51.5 38.1 25.4 13.1
一週前追い切りでは浜中騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週はビッシリ追われ、騎手騎乗でしたが全体タイム51秒台の好時計をマーク。
自己ベストを大きく更新し、状態は上向いています。
ラストは若干遅くなりましたが、よく動けていますし、今走時もデキは良さそうですね。
ファンタジスト 追い切り評価:A
★この馬の追い切り傾向★
レース間隔が空いている時は、2週前追い切りから強めの調教を行なっています。
坂路コースを中心に調整されており、ビッシリ追われている時は終い11秒台の時計を出しています。
今走時も追われて伸び脚良好なら、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
レース毎に状態は上向いており、能力は高い馬なので、引き続き好調キープなら1ハロン延長でも一発注意ですね。
★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス(1着)
10/25 栗坂良 一杯
54.0 38.5 24.4 11.7
今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス
12/5 栗坂良 一杯
49.5 36.5 24.1 –
一杯に追われた1600万クラスのアドマイヤナイトと併せて、0.1秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りはビッシリ追われ49秒台の猛時計を叩き出しています。
古馬をあっさり突き放し、抜群の動きを見せています。
追われてからの反応も良好で、ひと叩きして状態はかなり上向いています。
最終追い切りでも上々の動きなら押さえておきたい一頭です。