シリウスステークス2018 最終追い切り

9月29日(土) 阪神ダート2000m
シリウスステークス2018の出走馬の追い切りに関する記事です。

出走予定注目馬

オメガパフューム 追い切り評価:B

★この馬の追い切り傾向★
普段は一週前追い切りと最終追い切りに攻めの調教を行なっており、まだ3歳なのでプール調教を併用することもありますが、G1でも結果を残しており全く心配はいらないでしょう。
実戦タイプの馬で、調教では併走馬に遅れたり、先行同入といった内容が多いですが、本番では抜群の手応えで直線を駆け上がっていて、中間で動けていれば問題なさそうです。
デビュー5戦目でダートG1を2着という実績で、未だ3着以内を外していない安定感。
今走は間隔を空けて入念に乗り込まれており、デキ万全なら押さえておくべき一頭でしょう。

★追い切り傾向比較★
前走時の最終追い切り:ジャパンDD(2着)
7/7 栗坂不 一杯
53.9 38.9 25.3 12.6

今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/26 栗坂良 一杯
55.1 39.9 25.7 12.9

一杯に追われた2歳未勝利馬のノイーヴァと併せて、0.2秒先行して0.8秒先着しました。
格下を大きく突き放す動きで、ラストはおさえて入線。
時計は要しましたが、力強い脚さばきで坂を駆け上がって行き、この馬なりに仕上がりは順調でしょう。


グレイトパール 追い切り評価:A

★この馬の追い切り傾向★
中間は併せ馬で遅れることがしばしばありますが、実戦タイプの馬でしっかり本番では結果を残していますし、心配はいらないでしょう。
今年の平安ステークスでは、勝負どころで包まれてしまったのもありますが、直線の伸びも欠け5着。
11ヶ月ぶりのアンタレスステークスではミツバに1馬身以上差をつけて圧勝しており、2戦叩いてレース感覚も戻って来ているはず。
今走は間を空けて入念に乗り込まれており、万全に仕上がれば改めて期待したい一頭です。
普段は二週前追い切りから攻めの調教をしていて、最終追い切りでもビッシリ追われていれば問題ないでしょう。
あとは前走が若干太め残りだったため、当日の馬体重は要チェックです。

★追い切り傾向比較★
前走時の最終追い切り:平安ステークス(5着)
5/16 栗CW良 強め
85.7 68.2 52.7 37.9 11.7

今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/26 栗CW良 一杯
83.2 66.9 52.6 38.6 12.7 [5]

一杯に追われたオープン馬のパフォーマプロミスと併せて、内を0.5秒追走して0.9秒遅れました。
最終追い切りでは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
併走馬に遅れはしたものの、実戦タイプの馬なので心配はなく、2週続けてビッシリやれているのは評価できる。
追われた反応も良好で、終いも12秒台の好時計を叩き出しております。
今走は8月末から入念に調整され仕上がりは万全でしょう。


サンライズソア 追い切り評価:B

★この馬の追い切り傾向★
攻め動くタイプの馬で、一週前追い切りに強めに追い、最終追い切りで軽めに調整することが多いです。
時計は出ますが、本番でも調教通りの動きで堅実に好走しているので、好時計を叩き出すようでしたら注意ですね。
また、併走馬に遅れることも多いですが、それでも結果は残しているので心配はいらないでしょう。
あとは展開に左右されてしまうため、前目につけることができれば安定感はありますが、後方からになったら結果を残せていません。
前々走も調教で仕上がり万全でも当日は走る気がなく、レースも出遅れで後ろからになってしまい14着という内容。
それでも、続く平安ステークスでは馬体も絞って2着を1馬身以上差をつけ圧勝しており、能力は高い馬なので、好仕上がりなら押さえておくのが良いでしょう。

★追い切り傾向比較★
前走時の最終追い切り:平安ステークス(1着)
5/16 栗CW良 強め
81.7 65.1 50.7 37.7 12.4 [9]

今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/26 栗坂良 強め
53.4 39.2 25.5 12.8

一杯に追われた500万クラスのヤマニンベリンダと併せて、0.4秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りではC.ルメール騎手が実際に騎乗して、感覚を確かております。
一週前追い切りに強めに追われて、前走時同様に好タイムを叩き出しておりますし、最終は力強い脚さばきで格下の併走馬にあっさり先着し、最終追い切りでやや状態は上向いた印象です。


タガノディグオ 追い切り評価:B

★この馬の追い切り傾向★
この馬は普段、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教をしています。
調教では比較的動くタイプなので、好タイムを出していても実戦ではいまいち結果を残せていません。
加速ラップをしっかり刻んでいるかは注意して見る必要があり、ここ2走も一週前と最終追い切りは折り合いのついた調教ができています。
前走は57.5kgを背負うも快勝しており、近走はレース毎に力をつけているのは確かですね。
昨年のジャパンDD を3着した実績のある馬で、今走55kgで出走できるのはプラスと見て良さそうです。
馬体も充実し、万全に仕上がれば可能性はありそうです。

★追い切り傾向比較★
前走時の最終追い切り:釜山ステークス(1着)
8/22 栗坂良 一杯
54.0 39.1 25.5 12.5

今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/26 栗坂良 一杯
53.5 39.7 26.0 13.1

全体時計は前走時よりも早くなっていますが、追われた反応は微妙でラストは思ったよりも伸びなかった。
一週前追い切りでは良い動きを見せていましたし、好時計を出しても本番では結果に繋がっていないので、逆に最終はこのくらいの方が良いのかもしれませんね。
前走時は能力面で他馬を上回っていましたし、昨年のジャパンDDを3着と実力もある馬なので軽視は禁物ですが、この内容ですと軸で狙うには怖い一頭です。


コパノチャーリー 追い切り評価:B

★この馬の追い切り傾向★
最終追い切りはビッシリ追う傾向にありますが、馬なり中心の調教をしている方が結果を残しているように思います。
近走は日曜追いと最終追い切りで強めに追われており、今走も同様にやれていればデキ万全と考えて良さそうです。
調教では動くタイプではないため、早い時計は出しませんが、追われた時のラストの伸びは良好で、終い12秒台を出すなら問題ないでしょう。
重賞では能力的に劣っておりましたが、この時期は強く今年は昨年よりもパワーアップしているので、どこまで届くかが鍵となってくる。
仕上がりにもよりますが、好調キープなら軽視禁物ですね。

★追い切り傾向比較★
前走時の最終追い切り:阿蘇ステークス(1着)
8/8 栗坂良 一杯
53.6 38.2 24.6 12.4

今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/26 栗坂良 馬なり
53.3 39.2 26.0 13.4

最終追い切りでは浜中騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
馬なり中心の調教で、最終追い切りは軽快なフットワークで入線。
ラストは若干時間を要したものの、馬体は良いですし、前走時よりも時計は出ていますので、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

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