宝塚記念2018 予想
宝塚記念2018の予想ついての記事になります。
宝塚記念2018予想
まずは、最終追い切り振り返って見ましょう!
今回は、出走馬全頭を追い切り評価を付けながら、紹介していきたいと思います。
アルバート
☆追い切り評価B☆
6/20 美南W稍 強め
68.6 52.9 38.6 13.4 [6]
強めに追われた1000万クラスのレピアーウィットと併せて、外を0.2秒先行して0.1秒の先着。
調教ではいつも通りのタイムでしたが、2週とも強めに追われた割にはイマイチに感じた。
ゴール前で仕掛けたが失速し、格下の併走馬には先着したものの0.1秒差を縮められています。
3000m以上は安定して強いですが、2200mはオールカマーで走ったのみ。
さらにメンバーがパッとしないとはいえ、今回はG1レース。
仕上がり面、力関係を見ると軸としてはおすすめできない一頭です。
ヴィブロス
☆追い切り評価A☆
6/20 栗坂重 馬なり
58.7 41.9 27.7 13.8
最終追い切りは軽く流した程度。
一週前追い切りにびっしり追われ、状態はかなり良好。
動きも軽快で仕上がりは万全と考えて良いでしょう。
帰国後一発目のレースとなりますが、一発目から力は出せる状態。
キセキ
☆追い切り評価A☆
6/20 栗CW重 一杯
64.8 51.0 38.2 12.4 [9]
帰厩後は馬なり中心の調教で、入念の乗り込まれています。
乗り込み量は申し分なく、最終追い切りは一杯に追われ自己ベストに近いタイムを叩き出しています。
折り合いもしっかり付いていて仕上がりは万全と見て良いでしょう。
帰厩後のレースを叩いた分の上積みもあり、前走時よりも状態は良い。
調教通りの動きならば改めて期待したい一頭です。
サイモンラムセス
☆追い切り評価B☆
6/20 栗坂重 強め
54.5 39.6 25.7 12.9
レースごとに力をつけてはおりますが、連闘が続くため乗り込み量は少ない。
最終追い切りで3回目の調教です。
タイムは普段通りイマイチでしたが、それでも強めにやれているのは好調の証。
ただ、このメンバーに届くかと言われると厳しいですね。
展開次第では可能性が0ではないと思いますが、どこまで自分の競馬ができるかが鍵となってくるでしょう。
サトノクラウン
☆追い切り評価B☆
6/20 美南W稍 馬なり
68.5 53.2 38.9 13.1 [6]
一週前追い切りに続いて最終追い切りでも石橋脩騎手が騎乗しての調教。
馬なりに追われた3歳未勝利馬のリリーバレロと併せて、内を0.2秒の追走同入。
一週前追い切りにしっかり追われた分最終追い切りは軽めに流す程度。
状態は良くなっていますが、完調手前といったところでしょう。
昨年の勝利馬ということを考えると軽視は禁物ですが、ドバイ遠征後一発目ですし、ここは軸として狙うには怖い一頭です。
サトノダイヤモンド
☆追い切り評価B☆
6/20 栗CW重 強め
85.2 67.9 51.4 38.3 11.5 [7]
最終追い切りではルメール騎手が騎乗しての調教。
強めに追われた1000万クラスのクライムメジャーと併せて、外を0.2秒先行してクビ差の先着。
全体としては時間を要しましたが、追われてからの反応は抜群で終いは11秒台の好タイムを叩き出しています。
ここ2週は格下とはいえ、併せ馬にしっかり先着しています。
好走時と比べると動きまだまだですが、状態は上向いているでしょう。
実力はある馬なので本来の力を出せれば好走は間違いない。
ステファノス
☆追い切り評価B☆
6/20 栗CW重 強め
85.7 68.8 52.7 38.0 12.1 [6]
最終追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教。
強めに追われた500万クラスのトーセンアイトーンと併せて、外を1.7秒追走して0.1秒の先着。
併せ馬を中心に調教しており、最終追い切りでは格下の併走馬にしっかり先着。
まだ硬さはありましたが、このひと追いで状態は上向いてきた。
ムラがあるタイプではありますが、2200mは昨年の宝塚記念を含めて掲示板をはずしていません。
重賞でもこの距離は安定感があり、得意の阪神コースなら改めて期待したい一頭です。
ストロングタイタン
☆追い切り評価A☆
6/20 栗坂重 強め
53.7 39.3 25.2 12.3
一週前追い切りでは軽めに追うも終いの伸びは良好で、最終追い切りでも力強い脚で駆け抜けています。
しっかりと折り合いもついていて、前走に引き続き好調とみて良いでしょう。
前走との間隔が短いため、乗り込み量は少ないが気配良好。
レコード勝ちした前走に続いて、宝塚記念でも一発注意したい一頭です。
スマートレイアー
☆追い切り評価A☆
6/20 栗坂重 馬なり
52.1 38.1 25.0 12.5
一週前追い切りに続いて最終追い切りでも松山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめています。
馬なりに追われた1000万クラスのヒラボクラターシュと併せて、0.7秒追走して0.1秒の先着。
一週前追い切りでは長めにやれており、格下の併走馬に遅れをとりましたが、追われてからの反応は抜群でした。
最終追い切りは軽めに流す程度でしたが、行きっぷりも良く折り合いもバッチリで、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
前走時からの上積みはありそうですね。
ゼーヴィント
☆追い切り評価B☆
6/20 美南W稍 強め
54.0 39.3 12.5 [3]
一杯に追われた1000万クラスのラムセスバローズと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒先着しました。
この馬はもともと攻め駆けするタイプので馬で、終い重点に追われた割には平凡。
間隔が短いため最終追い切りで4本目と乗り込み量は少ないが、良く動いていて状態は悪くなさそうです。
宝塚記念と同距離のセントライト記念とAJCCでは2着と好走しており、近走はG2でも安定して成績を残しています。
前走叩いた上積みもあり宝塚記念では改めて期待したい。
タツゴウゲキ
☆追い切り評価B☆
6/20 栗坂重 一杯
55.2 39.7 26.1 12.8
一杯に追われた500万クラスのグランセノーテと併せて、0.5秒の追走同入。
この馬も前走が鳴尾記念だったため、間隔が短く乗り込み量は最終追い切りで3本目と少ない。
ただ、追われてからの反応は抜群で、前走を叩いた上積みは見込めるでしょう。
近走はG3で結果を残していますが、2200mは一度も好走しておらず、宝塚記念では距離延長にうまく対応できるかが鍵となってくるでしょう。
ダンビュライト
☆追い切り評価B☆
6/20 栗坂重 一杯
51.1 37.0 24.4 12.5
一杯に追われたオープン馬のミッキーロケットと併せて、0.1秒先行して0.3秒の遅れ。
最終追い切りでは松若騎手が騎乗しての調教。
タイムは優秀ですが、この馬は攻め駆けするタイプの馬。
ミッキーロケットに食い下がりますが、最終追い切りでも先行する形で遅れました。
今回遠征後一発目のレースにもなりますし、斤量も初めての58kg。
ひと追いごとに良くなっていますが、軸として狙うには怖い一頭です。
ノーブルマーズ
☆追い切り評価B☆
6/20 栗坂重 馬なり
53.3 39.1 25.5 12.8
最終追い切りでは高倉騎手が騎乗しての調教。
プール調教を併用しておりますが、いつものことで前走はこれで目黒記念で好走していたので軽視は禁物でしょう。
馬なり主体での調教でも終いの伸びは良好。
軽快なフットワークでデキキープと考えて良さそうです。
パフォーマプロミス
☆追い切り評価B☆
6/20 栗CW重 馬なり
86.1 69.0 53.3 38.9 12.0 [7]
一週前追い切りにしっかり追われた分、最終追い切りは軽めの調教。
一週前追い切りでは自己ベストに近いタイムを出しており、最終追い切りでは軽めでも終いは抜群の伸び脚でした。
全体タイムは時間を要しましたが、折り合いも付いており仕上がりは良さそうですね。
近走はかなり安定して走れており、前走叩いた上積みもあるのでここは押さえておきたい一頭です。
ミッキーロケット
☆追い切り評価A☆
6/20 栗坂重 一杯
50.7 36.7 24.2 12.3
一杯に追われたオープン馬のダンビュライトと併せて、0.1秒追走して0.3秒の先着。
一週前追い切りに続いて最終追い切りでも和田竜二騎手が騎乗しての調教でした。
3週続けてダンビュライトと併走し、最終追い切りでは大きく突き放し自己ベストを更新。
当日の馬体重は要チェックですが、このひと追いで馬体も絞られ、仕上がりは万全でしょう。
昨年よりも動きは良さそうで、好仕上がりの今年は改めて期待したい。
☆過去5年データ☆
・人気傾向
1番人気の信頼度は普通で、なかなか人気馬で決着しない傾向にあります。
2015年には10番人気のデニムアンドルビーと11番人気のショウナンパンドラ2頭が馬券に絡むなど年によって大荒れする場合もあります。
ちなみに2015年の三連単は50万超え。
人気に左右されないようにしましょう。
人気傾向としては、確率が高いのは1番人気なので、狙うなら1番人気ですね。
【該当馬】
⑯キセキ(1番人気)
・枠番傾向
面白いことに現在5年連続で8枠が全て優勝しています!
2015年のラブリーデイ(6番人気)や2016年のマリアライト(8番人気)など人気に関係なく結果を残しており今年も注意しましょう。
次いで2枠、3枠、5枠ですがまずは8枠を中心に狙っていくのが良いでしょう。
枠番傾向としては8枠中心
【該当馬】
⑮ゼーヴィント(8枠)
⑯キセキ(8枠)
・脚質傾向
馬場状態が稍重だった2016年と2017年は差しが決まり、差し馬と追込馬が成績を残しておりますが、基本的には前残りの展開が多く逃げ馬、先行馬が活躍しております。
馬場状態が悪ければ差し、追込で、良ならば逃げ、先行馬を狙うのが良さそうです。
当日の馬場状態には注意ですね。
脚質傾向としては道悪なら差し・追込、良なら逃げ・先行。
【該当馬】
①ステファノス(差し)
③サトノダイヤモンド(差し)
④ミッキーロケット(差し)
⑨サトノクラウン(差し)
⑩ヴィブロス(差し)
⑬ワーザー(差し)
⑮ゼーヴィント(差し)
⑥アルバート(追込)
⑭スマートレイアー(追込)
⑯キセキ(追込)
・血統傾向
ディープインパクト産駒が圧倒的に好成績です。
過去5年で見ても1頭はディープインパクト産駒が馬券に絡んでおり、今回も出走馬に該当馬がいるなら押さえておきましょう。
8枠のディープインパクト産駒だった2016年のマリアライト(8番人気)など、高配当を的中できるかもしれません。
血統傾向としてはディープインパクト産駒中心
【該当馬】
①ステファノス
③サトノダイヤモンド
⑩ヴィブロス
⑭スマートレイアー
⑮ゼーヴィント
・騎手傾向
実力馬に騎乗しているということもありますが、近走はM.デムーロ騎手が安定して活躍しています。
しっかり3着いないに持ってこれるのはすごいところで、G1に強いM.デムーロ騎手は押さえておくのが無難でしょう。
日本人騎手では川田騎手、横山典弘騎手、浜中騎手、池添騎手が活躍しています。
騎手傾向としては、M.デムーロ騎手を筆頭に川田騎手、横山典弘騎手、浜中騎手、池添騎手。
【該当馬】
⑤ストロングタイタン(川田)
⑮ゼーヴィント(池添)
⑯キセキ(M.デムーロ)
宝塚記念外厩情報
※()内は前走時
ノーザンファームしがらき
アルバート(なし)
ヴィブロス(なし)
サトノクラウン(なし)
サトノダイヤモンド(なし)
ダンビュライト(なし)
ミッキーロケット(ノーザンファームしがらき)
吉澤ステーブルWEST
キセキ(吉澤ステーブルWEST)
スマートレイアー(なし)
今走なし
ステファノス(ノーザンファームしがらき)
ゼーヴィント(ノーザンファーム天栄)
タツゴウゲキ(名張トレセン)
パフォーマプロミス(ノーザンファームしがらき)
・追い切り注目馬
ヴィブロス
キセキ
サトノダイヤモンド
ストロングタイタン
スマートレイアー
ミッキーロケット
☆勝負馬☆
・ヴィブロス(◎)
調教では仕掛けた時の動きが抜群で、以前よりも力を増している。
一週前追い切りでは福永騎手が騎乗して自己ベストを更新する動きで、最終は軽めに調整。
仕上がり万全の今回は、帰国後一発目でも注意したい一頭です。
距離延長が鍵となってくるが、折り合いがつけば上位争いは必至。
・追い切り厳選馬(◯)
前走は自己ベストを更新し栗東坂路で1番時計をマーク。
かなりの成長度を見せたということで厳選馬配信し、見事レースでは突き抜けて勝利してくれました。
前走は楽に勝利しダメージは無く、調教でも抜群の伸び脚を見せています。
最終追い切りでは重馬場でも好タイムを叩き出し、前走に続いて状態面は良好です。
重馬場適性もある馬なので押さえておきたい一頭です。
・キセキ(▲)
今回も馬なり主体での調教でしたが、最終追い切りでは重馬場の中一杯に追われ好タイムを叩き出しています。
抜群の行きっぷりで、入念に調整され仕上がりはかなり良さそうです。
不良馬場の菊花賞を圧勝したことを考えると、道悪でも問題なくやれるでしょう。
前走は折り合い面で失敗し、直線で全く伸びなかった。
今回も折り合いが課題となりますが、距離も短くなり前走時よりは競馬がしやすいでしょう。
間隔を空け万全に仕上がった今回は一発注意です。