京都大賞典2018 一週前追い切り

10月8日(月) 京都芝2400m
京都大賞典2018の出走馬の追い切りに関する記事です。

出走予定注目馬

シュヴァルグラン 追い切り評価:A

★この馬の追い切り傾向★
間隔が空いている時は3週間前ほど前から強めの調教を開始。
日曜追いも含めビッシリ追うことが多く、攻め量は多いのが通常です。
攻め動くタイプではないですが、最終追い切りでキレの悪かった宝塚記念や大阪杯では動けてなかった。

追うごとに良化していく馬で、一週前追い切りは長めに追って時計を出す調教をしているので、一週前追い切りの動きには要チェックです。
最終追い切りは一杯に追われ、併走馬にしっかり先着しているようならデキは良好と見て良いでしょう。

★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:天皇賞春(2着)
4/19 栗CW重 一杯
98.0 82.5 67.0 52.1 37.9 12.1 [4]

今回の一週前追い切り:京都大賞典
9/27 栗CW不 一杯
81.5 66.6 52.3 38.4 12.0 [5]

一杯に追われた500万クラスのアドマイヤキングと併せて、内を0.7秒追走して0.1秒先着しました。
一週前追い切りは藤岡康太騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
追われた時の反応は抜群で、不良馬場をものともせずラストは12秒の好時計を叩き出しています。
全体タイムを優秀で仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

サトノダイヤモンド 追い切り評価:A

★この馬の追い切り傾向★
一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われ、間隔が空いている時は4週前追い切りから一杯に調教されています。
基本的に水曜日、木曜日追いは強めの調教で、併せ馬で実戦を意識した調教です。
併走馬には遅れることもありますが、最終追い切りには仕上げてくるので、いつも通り重心の低い走りを見せているなら仕上がりは良好と考えて良さそうです。

帰国後不振が続きますが、レースごとに状態は良化しており、3戦走ってレース感覚も戻ってきているはず。
今走は休養をはさんで入念に調教し、もともと能力はある馬なので好仕上がりなら一発注意ですね。

★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:宝塚記念(6着)
6/14 栗CW良 一杯
82.5 67.0 51.9 38.1 11.4 [8]

今回の一週前追い切り:京都大賞典
9/27 栗CW不 一杯
82.7 66.7 51.9 38.4 11.8 [7]

一杯に追われたオープン馬のジャンダルムと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
ビッシリ追われ馬体も充実し、不良馬場でもラストは11秒台の脚を見せています。
折り合いもしっかりついており、気配は良好です。

パフォーマプロミス 追い切り評価:B

★この馬の追い切り傾向★
一週前追い切りに強めの調教をして、最終追い切りで軽めに調整するスタイルです。
攻め駆けするタイプの馬で、一週前追い切りは一杯に追われて好時計を出しています。
日経新春杯やグレイトフルステークスでも結果を残しており、80秒台や80秒台を切るようなら楽しみですね。

普段は一週前追い切りに騎手騎乗の併せ馬で、実戦に近い調教をしているので、一週前追い切りの動きは要チェックです。
昨年からレース毎にパワーアップしており、G2なら十分能力は通用する。
1月には同じ舞台の日経新春杯を快勝していて、適性も問題ないため、仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:宝塚記念(9着)
6/13 栗CW良 一杯
79.3 64.7 50.6 37.4 11.6 [7]

今回の一週前追い切り:京都大賞典
9/26 栗CW良 一杯
82.8 66.7 52.1 38.2 12.0 [7]

一杯に追われたオープン馬のグレイトパールと併せて、外を0.5秒先行して0.9秒先着しました。
一週前追い切りでは岩田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
時計は早いですが、攻め動くタイプとしては物足りない。
動きもまだ硬いようで、完調手前といったところでしょう。

アルバート 追い切り評価:A

★この馬の追い切り傾向★
一週前追い切りや最終追い切りで強めに追われることが多いですが、ステイヤーズステークスやダイヤモンドステークスのように馬なり調教のみで仕上げられている時の方が結果を残しています。
騎手や距離が得意ということもありますが、一つの評価基準として考えておくのも面白そうですね。

今走はモレイラ騎手が騎乗とのことですが、2015年8月に1度だけ経験があり、京都芝2400mも比叡ステークスで快勝しているのはプラス材料です。
仕上がりはいつも悪くないですし、良いリズムで走ることができれば可能性はあるでしょう。

★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:宝塚記念(13着)
6/14 美南W良 一杯
65.0 50.8 37.3 12.9 [4]

今回の一週前追い切り:京都大賞典
9/27 美南W重 馬なり
66.8 52.0 38.4 13.2 [5]

一杯に追われた1600万クラスのレイダーと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒先着しました。
一週前追い切りはJ.モレイラ 騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
馬なり中心に追われており、道中の動きも行きっぷりは良好で状態は良さそうです。
格下の併走馬にもあっさり先着し、仕上がりは順調そうです。

ウインテンダネス 追い切り評価:A

★この馬の追い切り傾向★
基本レース間隔は短く、馬なりで軽めに調整が多いですが、一週前追い切りと最終追い切りで強めに追われている方が結果は出ているように感じます。
近走は中1週でも2連勝を決め、馬自体もパワーアップしています。

前々走は逃げ切り勝ちでしたが、続く目黒記念では驚異的な末脚を見せ圧勝!
今走は間隔を空けて入念に乗り込まれているので、本格化した今走は一発期待できる。
攻め駆けするタイプの馬ですが、しっかり折り合いがついていれば問題ないでしょう。

★追い切り傾向比較★
前走時の一週前追い切り:目黒記念(1着)
一週前追い切りは行なっておりません。

今回の一週前追い切り:京都大賞典
9/26 栗CW良 強め
81.1 65.1 50.5 37.6 12.4 [5]

2週続けて菱田騎手が騎乗しての調教です。
終い重点に追われましたが、全体時計も優秀でラストは12秒台の好タイムを叩き出しています。
調教では攻め動くタイプの馬ではありますが、馬体も充実しており、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
今走は入念に乗り込まれ一週前追い切りで5回目の調教となりますが、休養明けは結果を残せていないのが不安材料です。
力をつけている今年はどうなるかというところ。

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